【Processing】画像保存の方法
sample5.png(画像の名前)
ほとんど自分用メモです📝
キーボードのどれかを押したらProcessingの画像をスクショできる仕組みを書いておきます。
プログラム
int a = 1; //番号順に画像保存するために変数を定義 void setup(){ size(300, 150); //サイズ設定 colorMode(HSB, 360, 100, 100); noStroke(); //線無し } void draw(){ //背景を暗い青色に設定 background(245, 71, 30); //横に4つ描くまで処理を続ける for(int i = 0; i < 4; i++){ //縦に3つ描くまで処理を続ける for(int j = 0; j < 3; j++){ fill(random(360), 50 * j, random(100)); ellipse(50 + 65 * i, 50 + 35 * j, 30, 30); } } } void keyPressed(){ //エンターキーが押されたら if(keyCode == ENTER){ //「sample 番号 .png」の名前で画像を保存 save("sample" + a + ".png"); //この処理を行うごとにaを1増やす a++; } }
setup関数の中身ちょこっと解説
カラーモードはHSBで、これは色相(H)、彩度(S)、明度(B)を順に表しています。
設定は色相が360°、彩度が100%、明度も100%になっています。
色相はどんな色にするか(例えば、赤、黄色などのざっくりとした色合いと思って大丈夫です)決めるところ、彩度はその色の鮮やかさ、明度はその色の明るさを表しています。
draw関数の中身ちょこっと解説
for文を使って、繰り返しの処理を行っています。
一番めのfor文ではellipse()で描く円を横に4つ並べるための、
二番めのfor文では横に描いた円それぞれの下に、つまり縦に続くように3つ並べるための準備をしているような感じです。
fillの中身の、色相と明度はランダムに決めるように設定しています。
random(360)のように書くと、0~360の中からランダムで色が決定されます。
ちなみに、random(100, 200)という風に書くと、100~200までの中から値が決まります。
また、真ん中の彩度に関しては、グラデーションのように徐々に色が変化してほしかったので、繰り返し処理文のなかで使った変数「j」を初期設定の彩度の「50」にかけることで、近い値同士で色が変化するようにしました。
またellipse()の解説ですが、この関数は
ellipse(Xの位置(横), Yの位置(縦), 幅, 高さ);
というルールでできています。
位置の所に書いてある「50」は初期位置(基準位置)の設定、「+65」などはほかの円とどれくらいの距離をとるかの設定です。
「*i」などの意味は、iをかけることで横に縦に配置するようにの命令です。
keyPressed関数
この関数は、何かキーが押された時に実行されます。
さらにif()関数の中で、エンターキーが押された時ににだけ実行される文を作ります。
save()関数は、ここに記した名前で画像保存するように処理します。
「+」というのが間に挟まっていますがこれは、前と後ろの文字をつなげるという意味で、実際には名前に入りません。
最後に「a++」することで、次の処理の際に、「a」はひとつ加算されたものとして処理されます。
実際のようす
↑「sample1.png」の名前で保存したもの。
↑「sample2.png」の名前で保存したもの。
書き忘れていましたが、このプログラムはチカチカと円の色が変わり続けるプログラムです。
これは、draw()関数は何度も何度も実行されるために、random()の中の値が何度も何度も切り替わるからです。
なので、スクリーンショットしたその時々で、違う絵を取得することができます。
感想
メモの割にはいろいろ書きすぎたかもしれません。(このブログについての反省点)
Processingは楽しい!
☆☆☆補足☆☆☆
save()関数についての補足です!
何も保存場所を指定しない場合、保存されるのはここ↓になるようです!
プログラムと一緒のフォルダに、保存されるようです。